WISCーⅣ(ウィスク4知能検査)

 リソースポートでは、個別式の知能検査の1つWISCⅣ(ウィスク4)を実施することができます。

 

 リソースポートでは単に検査結果をお伝えするだけではありません。検査結果を活かして、学校でどのように工夫したら良いか、ご家庭でどのように関わったら良いか、について詳しい解説をご提供します。文書でお伝えする場合には、A4で3ページ以上の内容となります(文書料金3,000円)。

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)について

WISC-Ⅳ(ウィスク・フォー)は、小学生から中学生(5歳0カ月~16歳11カ月)のお子様を対象としている個別式の知能検査です。

 

WISC-Ⅳでは、脳の情報処理能力を大まかに4種類に分けて、その4種類の高低を調べることができます。例えば、“耳で聞いて理解する力よりも、目で見て考える力が高い”などということがわかるのです。お子様のそういった特徴がわかれば、働きかけ方を工夫したり、勉強の方法を工夫したりすることがやりやすくなります。

WISCーⅣ(ウィスク4)の実施までの流れ

 WISC-Ⅳ知能検査を利用したいとのお考えの場合には、事前の打ち合わせが必要です。また、実施には、90分以上の時間がかかりますので、50分の枠が2回分必要となります。1日に2枠の時間を取って実施できることがほとんどですが、集中力が続かなくなってしまった場合にはいったん休止します。そして、数日の間隔を空けて残っている分を実施します。また、検査結果をお伝えする場合にも、数値や本人の特徴についての解説を行いますので、1回分(60分)の枠が必要となります。

 

流れは以下のようになります

1.知能検査の必要性について保護者様と検討

  ・お子様への勧め方についても打ち合わせます。

 

2.知能検査の実施

  ・お子様に来ていただいて実施します。

  ・1時間以上の実施時間が必要ですので、2枠分の料金をいただきます。

  ・場合によっては、1回で全ての検査が実施できない場合があります。

   その場合には、後日の実施となります。

 

※結果について採点や分析が必要ですので、実施後1週間程度の期間を空けます。

 

3.知能検査結果についての説明・解説

  ・結果が出ただけでは、意味がありません。結果についてわかりやすく解説いたします。

 

 

WISCーⅣ知能検査の実施にかかる費用

 各回についての費用は、通常のカウンセリングと同じです(追加の費用はありません)。

 

新規でお申込みいただき、上記のように実施した場合の料金

※お子様が小学生で、会員としてご入会いただいた場合

 

1.必要性についての検討  :初回相談は5,000円、入会金3,000円

2.知能検査の実施 (前半) :5,000円

3.知能検査の実施 (後半) :5,000円

4.結果についての説明、解説:8,000円

合計26,000円となります。

なお、文書の発行が必要な場合には、別途5,000円の料金がかかります。

 

料金体系については、こちらのページをご確認ください。

カウンセリング内容・料金

 

 

WISCーⅣ(ウィスク4)実施に当たっての注意事項

  • 前回の実施から2年程度以上の期間が空いていることが必要です。

 もし、以前に検査を受けたことがある場合には、2年程度以上の期間を空けてから受けることになります。

 

  • お子様がひとりで受けることが原則です。

 基本は、保護者様の同席はせずに、お子様がお一人で検査を受ける形となります。小学生低学年など、お子様が小さい場合には、同室で待っていただいたり、リソースポート内の別室でお待ちいただくこともできます。なお、この場合、かえってお子様の集中の妨げになることがあります。こういったことから、基本はお子様一人での検査となります。お子様が検査を受けている間は、保護者様は他の場所などで終了時間までお過ごしください。

 

知能検査実施に熟練したスタッフが担当します

 個別式の知能検査は、色々な種類の下位検査(ミニ課題)を行うため、手続きが大変複雑です。手続きを間違ってしまうと、検査結果が全く信頼できないものになってしまいます。

 

 検査の実施に手間取っているとお子様が飽きてしまう場合があります。そうすると、検査結果が不正確になってしまう危険があります。

 

 また、検査結果からお子様の特徴を理解するだけではなく、お子様が色々な種類の下位検査に取り組むときの様子から、お子様の特徴を理解することも重要です。

 

 つまり、検査者がお子様の様子をよく観察しながら、手際よく正しい手続きで検査を実施しなくてはなりません。知能検査を実施することは、かなり高度で繊細なものなのです。しかも、同じ検査は2年程度以上の期間を開ける必要がありますので、検査の実施が上手くいかなかったとしても、また受けなおすことは意味がありません。

 

 そういったことから、個別式知能検査に熟練したものが検査を行うことが極めて大切です。不正確な検査結果や間違った検査結果をもとに、お子様への関わり方を考えてしまっては、まったく逆効果になる可能性もあります。

 

 リソースポートでは検査実施を担当するスタッフは、個別式知能検査を2000回以上の実施経験があります。検査実施に非常に熟練しております。安心してお任せいただければと思います。

 

 

結果について専門的な解釈をわかりやすく解説します

 知能検査は、結果が出ただけでは、ほとんど意味がありません。結果を理解して、それを日常生活の様子と合わせて丁寧な解釈をすることが大切です。リソースポートは、知能検査の経験が豊富ですので、結果の解釈を専門的に行うことができます。その結果を、分かりやすくご説明いたします。

 また、結果の解説だけではなく、日常の困りごとやお子様の様子との関連についても、結果と関連付けて考えていきます。結果の解釈をもとに、日常生活でのお子様への関わり方の工夫についてご提案いたします。

 

 なお、検査結果について文章での報告が必要な場合には、文書作成料金として3,000円の費用を別途いただいきます。