学校心理士取得に関して

学校心理士の資格申請のスケジュール

2016年は以下のようなスケジュールで資格認定が行われています。

学校心理士資格申請受付は、例年、5月から6月中旬頃に書けて受け付けているようです。

 

2016年1月  学校心理士認定運営機構のホームページに情報が掲載

2016年2月  2016年度手引き及び申請書の販売開始

2016年5月  申請受け付け開始 ※締めきりは6月20日(当日消印有効)

2016年8月  記述式試験実施(今年は8月7日に実施) 

 

 

学校の先生方が取得できる資格です

 学校心理士とは、学校生活におけるさまざまな問題について、アセスメント・コンサルテーション・カウンセリングなどを通して、 子ども自身、子どもを取り巻く保護者や教師、学校に対して、「学校心理学」の専門的知識と技能をもって、 心理教育的援助サービスを行うことのできる方に対して認定されている資格です。学校などの教育機関で子ども達の支援やサポートを継続されてきた先生や支援者の皆さんに開かれた資格です。現場の先生や支援者で経験年数が5年以上の方は、資格を申請できる可能性があります。「学校心理士」の申請の際には、スーパービジョンを受けることとケースレポートを提出することが必要になります。詳しくは、「学校心理士資格認定運営機構」のページをご覧下さい。

 

保育士さんも学校心理士を取得できます

学校心理士の資格申請には、いくつかのタイプがあります。保育士さんは、その中の「類型2」に該当します(学校の先生方、心の教室相談員さんも同じです)。

学校心理士認定運営機構の申請類型の説明では、「類型2の条件を満たすのは、教員等(幼・小・中・高等学校、特別支援学校等)として教育活動に従事するとともに、 学校心理学に関する専門的実務経験が5年以上ある人です。」と書かれています。そして、学校心理学に関する専門的実務経験が5年以上との規定に関しては、「幼・小・中・高等学校,特別支援学校のみならず、 保育所、専門学校、予備校などでの経験を含みます。」と書かれています。つまり、保育所の保育士さんも学校心理士の資格を取ることができるのです。

 

学校心理学に関する専門的実務経験とは?

学校心理士資格認定機構による説明では、「幼児・児童・生徒等の園生活や学校生活等における心理的・教育的 問題に関して、学校心理学の視点に立った専門的な心理教育的援助サービスを経験することです。 」

 専門的実務経験とは、学校心理学の知見と技法を基盤とした専門的、実際的な活動なのですが、例として以下の4種類の活動があげられています。

  1. 心理的・教育的問題に直面している幼児・児童・生徒等に関わる,教員・学校・保護者等へのコンサルテーション
  2. 学業不振・LD(学習障害)などについての心理検査の実施とそれに基づく援助計画作成およびその実践
  3. 学校や学級不適応・不登校・いじめなどに関する相談やカウンセリング
  4. 自己理解や進路に関する幼児・児童・生徒等への心理教育的援助

また、学校の先生を例に挙げて、「学校心理学の知見と技法を基盤とした専門的、実際的活動」について解説をしています。「教育活動の中で、教員等が学校心理学の視点に基づいて幼児・児童・生徒等と関わりをもつことが必要です。 従って、そのような活動である限りは、通常学級の担任としての教育活動等も学校心理学に関する専門的実務経験とみなすことは可能です。」とのことです。

 

つまり、学校の先生としての通常の活動も、学校心理学の視点を活かした活動をしていれば、それが「専門的実務経験」なのです。

 

 

スーパービジョンとケースレポート(学校心理士申請)

 学校心理士の資格の取得には、試験とスーパービジョンとケースレポートが課せられています。そのうち、スーパービジョンとケースレポートの2つがハードルになっているようです。

 

 スーパービジョンでは、ケースについての指導助言を行ってくれるスーパーバイザーを探すことが難しい方もいらっしゃるようです。リソースポートでは、学校心理士資格申請のためのスーパービジョンもお引き受けしておりますので、ぜひお問い合わせ下さい。ただし、スーパービジョンを行う人数は毎年3名に限らせていただいております。お早めにお問い合わせいただけると助かります。なお、次年度の申請に間に合わせるためには、遅くとも10月にはスーパービジョンを開始したいと思います。

 学校心理士の資格申請のためのスーパービジョンについては、こちらをご参照下さい。

 

また、ケースレポートの作成も一つのハードルとなっています。試験に合格しても、ケースレポートが不合格になってしまう場合も多いように聞きました。試験だけが不合格の場合は次年度に試験だけを受けることになります。また、ケースレポートだけが不合格の場合には、新たなケースについてレポートを書いて審査を受けることにります。試験を再度受ける場合よりも、ケースレポートの審査を再度受けるのほうが、負担は大きくなってしまうでしょう。そのため、せっかく資格の申請を行うのでしたら、ケースレポートの作成はしっかりと丁寧に行っておくことをお勧めします。リソースポートでは、スーパービジョンを行っていない場合でも、ケースレポートのみの作成支援も行います。

 申請の締め切り間近になりますと、ケースレポートの修正が間に合わないという事態も生じがちです。早めのお申し込みをお願いします。

 ケースレポートの作成支援についてはこちらをご参照下さい。

 

 

ケースレポートの書き方(学校心理士の申請)