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トラウマへのケアとしてフラッシュテクニックをご活用いただけます

フラッシュテクニック(Flash Technique)

 

2024年12月15日に、リソースポートの代表カウンセラーの半田はフラッシュテクニックベーシックトレーニング講座を受講しました。

 

2025年1月からFrash Techniqueのサイトの「Find a Flash-trained Therapist」に掲載されています。

以下のリンク先から確認できます。

 https://flashtechnique.com/wp/search/?geodir_search=1&stype=gd_place&s=+&snear=&sgeo_lat=&sgeo_lon=&city=moriya

 

リソースポートでは、積極的にフラッシュテクニックを活用してカウンセリングを行っていきたいと考えております。すでにカウンセリングをご利用いただいてる方の中で、こちらから見てフラッシュテクニックが役立つと思われる方には、こちらからご提案いたします。

 

また、カウンセリングのご利用を考えている方でご希望の場合は、初回相談(60分6000円)を通してお役に立つかどうかを一緒に考えてまいります。どうぞ、お気軽にお申し込みください。

 

なお、どのカウンセリング技法でも同じですが、フラッシュテクニックが役立つかどうかは悩みや問題の性質や現在の状態によって異なります。状態を丁寧にアセスメントして、お役に立つと判断できる場合に、フラッシュテクニックを活用することとなります。

 

フラッシュテクニックについて

 

フラッシュテクニックは、EMDRのトレイナーであるフィリップ・マンフィールド博士(Philip Manfield, Ph.D.)によって開発された新しいトラウマ療法です。もともと EMDR (眼球運動による脱感作および再処理) の準備段階に追加して開発されました。しかし、実践されるうちにフラッシュテクニックだけでも、大きな効果があるということが分かってきたため、フラッシュテクニックだけを活用してトラウマへのケアが行われることも多くなってきました。

 

EMDRとフラッシュテクニックの違い

 

フラッシュテクニックは、EMDR と同様に眼球運動または左右交互のタッピングを利用し、脳内の未処理のトラウマ記憶を解消するように設計されています。EMDRとの大きな違いは、トラウマの記憶をほとんど思い出すことなく、記憶の処理をしていくことです。EMDRではそのため、フラッシュテクニックを使ったカウンセリングは心理的な負担感が非常に小さくなっています。

 

EMDRは、実施するために各回90分程度の時間を必要とします。しかし、フラシュテクニック実施にかかる時間は、30分程度の場合がほとんどです。そのため、通常のカウンセリングの中で活用することも可能です。この点もEMDRとの違いです。

 

このように、フラッシュテクニックはいくつかの点から、負担が少なく活用できる方法だと言えます。

なお、EMDRについてはこちらのページをご参照ください。

 

フラッシュテクニックやEMDRの活用をお勧めしたい方

・過去に何らかの被害体験があって、その記憶によって今も苦しんでいる方

・身近な人を亡くしたなど喪失体験があって、喪失感の辛さからなかなか回復できない方

・過去にいじめられた体験があって、それが影響して学校に恐怖を感じている子ども

 

参考ページ