リソースポートは、子どもの利益を最優先に考えます。だからこそ、子どもを直接サポートすることよりも、子どもの支援者をサポートすることを大切にします。子ども達にとって、今、すぐ目の前にいる人が理解してくれること、すぐそばにいる人が支えてくれることが、幸せなことだと思います。子どものすぐ隣にいて子ども達に日々関わり続けている大人や支援者が、子ども達に良いサポートを提供することが、最も大切なことです。子どもの身近にいる大人達が、子どもと良い関係を築き、その中で子どもをサポートし続けることが、子どもの利益につながるのです。
だからこそ、リソースポートでは、子どもの支援者をサポートすることに取り組んでいきます。
カウンセラーや学校の先生、保育所の保育士などの専門職の方に対する子どもの支援に関する個別支援です。1対1で子どものことについて相談に乗ります。
一般にはスーパービジョンと呼ばれることが多いと思われますが、リソースポートではケースコンサルテーションと呼んでおります。
遠隔地の方には、スカイプやZOOMなどのネットサービスを使って行うこともできます。
ケースコンサルテーションについては以下のページをご参照下さい
スクールカウンセラーの方はこちらもお読みください。
「スクールカウンセラーのためのオンラインコミュニティ」として、定員9名のグループを3つ行います(2023年度)。
このコミュニティでは、こういった悩みを他のSCと共有し、一緒に解決していくことができます。こういった体験こそが、心理職としての成長につながっていくと思います。
【コミュニティの場】
第2日曜日夜、第4日曜日夜、第3土曜日午前の3グループです。
・Slackを使ったチャット
・Onlineミーティング(Zoom)毎月1回程度で計10回
【参加条件】 ※以下の3つの条件を満たす方
・公認心理師または臨床心理士の有資格者
・2022年度または2023年度にスクールカウンセラーとして勤務している方
・守秘義務などの倫理に関する事項に誓約をいただける方
詳細情報やお申し込みは以下のページをご参照ください。
様々な機関でカウンセリングに関する講演や研修会を行ってきました。講義形式の講座も行います。ワークショップ形式で体験を通して学んでいただくような研修も行うことができます。
過去の研修の内容やお問い合わせについては以下のページをご参照下さい。
スクールカウンセラーは、不登校やいじめに関してカウンセリングを行うだけではなく、色々な役割を担っています。役割は、概ね以下の5種類に分けられます。(1)子どもとのカウンセリング、(2)保護者との子どもへの教育や支援に関する相談、(3)教職員との子どもへの教育や支援に関する相談(コンサルテーション)、(4)学校内での子どもの心の成長や発達に関連する教育活動を推進するための連携、(5)子どもの心の成長や発達を促す教育や支援を進めるための学校外の専門機関との連携、です。
4番目に挙げられている活動では、教室へ出かけていって、子どもたちを対象にして授業を行うことがあります。問題が生じてからの対応ではなく、子どもたちの心の健康の向上を図る予防的な活動なのです。今までのスクールカウンセラー活動の中で実践してきた心理教育プログラムを提供して行きたいと思います。
心理教育プログラムについては以下のページをご参照ください