最新情報

解決志向アプローチ入門講座を開催しました

 

 7月9日(日)に研究学園駅近くの会場で、解決志向アプローチ入門講座を開催しました。

 講座の報告や参加者の皆さんの感想は、こちらの「報告 解決志向アプローチ入門講座その1」のページに詳しく掲載しました。

 

 また、10月29日には、「解決志向アプローチ入門講座その2」を計画しております。ぜひ、ご参加下さい。

 

10秒・30秒・3分カウンセリング

2017年1月10日に「一瞬で良い変化を起こす 10秒・30秒・3分カウンセリング すべての教師とスクールカウンセラーのために」という本を出版しました。

アマゾンでは、4月24日の午前中にカウンセリング(学校教育)カテゴリーで1位の売り上げとなったり、カスタマーレビューで4人の方から☆5つをいただいたりと、好評をいただいております。


子どもをサポートしている皆さんの声に応えます。

学校心理士スーパーバイザーのケースコンサルテーション、ケースレポート
心理教育支援室リソースポート

子どもの支援者をサポートすることに取り組みます

リソースポートは、子どもの利益を最優先に考えます。だからこそ、子どもを直接サポートすることよりも、子どもの支援者をサポートすることを優先します。子ども達にとって、今、すぐ目の前にいる人が理解してくれること、すぐそばにいる人が支えてくれることが、幸せなことだと思います。子どものすぐ隣にいて子ども達に日々関わり続けている大人や支援者が、子ども達に良いサポートを提供することが、最も大切なことです。子どもの身近にいる大人達が、子どもと良い関係を築き、その中で子どもをサポートし続けることが、子どもの利益につながるのです。

 

だからこそ、リソースポートでは、子どもの支援者をサポートすることに取り組んでいきます。

 


学校心理士の取得のサポート

 学校心理士は、学校の先生や保育所の先生が取得できる資格です。資格取得のためには、試験に合格することとケースレポートの審査に合格することが求めラマス。なお、ケースレポートは、あるケースについて継続的なスーパービジョンを受け、そのケースについて決まった書式でまとめることが求められ、審査されます。

 リソースポートでは、スーパービジョンやケースレポートの作成をサポートいたします。

ケースコンサルテーション

 カウンセラーや学校の先生、保育所の保育士などの専門職の方に対する子どもの支援に関する個別支援です。1対1で子どものことについて相談に乗ります。


保護者の皆様の支援

 家庭でのお子さんへのかかわり方について悩んでいる保護者の方は多いと思います。いくつかのアプローチを活用して、家庭でのかかわり方の工夫について保護者の皆様の個別相談にもお応えしたいと思います。方法については、現在検討中です。

研修と講座

様々な機関でカウンセリングに関する講演や研修会を行ってきました。

講義形式の講座も行います。ワークショップ形式で体験を通して学んでいただくような研修も行うことができます。お気軽にこちらからお問い合わせ下さい。


学校の教員、保育士、幼稚園教諭、心の教室相談員の皆さんが学校心理士を取得する場合に必要なことと、どうすれば良いのかについて一目で分かるように整理してみました。下のボタンをクリックして、ご覧下さい。

活動報告・コラム


稲敷市で子どもの自殺予防についての講演をしました。

稲敷市役所の外観

 平成29年8月17日(木)に茨城県稲敷市で「子どもの自殺予防~ おとなたちにできること~」というテーマで講演をさせていただきました。

 稲敷市は、担当の方が精神保健福祉士の資格を持ったかたで、非常に熱心にこの企画を立ち上げてこられたようでした。ちなみに写真は稲敷市役所です。会場の設備も快適で、気持ちよく講演させていただきました。ありがとうございました。

 

 参加者は、小中学校の先生や市役所の関連課の職員の皆さんなど50名ほどでした。以前の学校で一緒に仕事をさせたいただいた先生方もいらっしゃって、講演中にはうなずいて聞いてくださり、あとでも声をかけて下さったり、有り難い気持ちになりました。担当の方が、教育委員会に熱心に働きかけてくださって、各学校から複数の先生方が参加してくださったようです。

 

 講演では、国の動きから、実際の子どもへのかかわり方まで幅広くお話をさせていただきました。最初に、平成29年7月25日に閣議決定された最新の「自殺総合対策大綱」に触れて国の施策の動きを概説しました。

 大綱では当面の重点施策の中に「子ども・若者の自殺対策を更に推進する」ことがとりあげられています。子ども・若者の自殺対策のために、具体的には以下のようなポイントがあげられています。

・いじめを苦にした子どもの自殺の予防

・学生・生徒への支援充実

・SOSの出し方に関する教育の推進

・子どもへの支援の充実

・若者への支援の充実

・若者の特性に応じた支援の充実

・知人等への支援

 

 今回の講演では、特に、自殺の訴えや死にたい気持ちが語られたときに、どんなふうに子どもの話を聴くかということや(危機対応)、普段からどんなふうに話を聴いていくことが大切かについて(予防活動)、具体的に話をさせていただきました。

 大綱では「SOSの出し方に関する教育の推進」として具体的なポイントが上げられているわけですが、実は、これには、大人がきちんと受け止めることが大前提なのです。子どもがSOSを出したのに、きちんと聴けなかったら、子どもをさらに深く傷つけてしまします。だからこそ、丁寧に話を聴き子どもの気持ちを受けとめることをお伝えしてきました。

 

 実は、この10年ほど、文部科学省などが子どもの自殺予防には国を挙げて取り組んできています。研究成果が利用可能な形でまとめられて、インターネットで手に入れることができます。例えば、文部科学省が平成9年にまとめた「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」は具体的にどんなふうに子どもの自殺予防に取り組んだら良いか分かりやすく書かれています。さらにその内容をコンパクトにまとめたリーフレットもあります。「教師が知っておきたい」というタイトルですが、先生に限らず全ての大人に知っておいてほしい内容です。ぜひ一読されることをお勧めします。

 また、子どもへの自殺予防教育の導入についてまとめられている「子供に伝えたい自殺予防(学校における自殺予防教育導入の手引)」も一読の価値があります。子どもに自殺予防教育を行うことについては、自殺というテーマを扱うため、色々な不安や心配を持たれている側面もあります。そういった不安や心配を理解しつつ、共通理解を進めていくことの大切さから、この文部科学省の手引きは書かれています。現実に即していて、かつ丁寧な内容になっていると思います。

 

 子どもにかかわる人にはぜひお勧めしたい資料です。

 

 講演の内容を踏まえつつ、死にたい気持ちを抱えた子どもたちにどんなふうにかかわっていくか、について少し書いておきたいと思います。実際、子どもから「死にたい」などの訴えを聴くことは、稀なことではありません。しかし、そういうことは、非常に言いづらいことですから、言ってくれたことに対して肯定的に応えたいものです。「言いづらいことをきちんと話してくれてありがとう」「勇気がある人なのかなって感じた」などと伝えることが大切です。

 

 「死にたい」というのは、色んな辛いことがあって、色々と考えたり悩んだりした結果のある意味結論とも言える気持ちです。その結論に至るまでの色々な経験や考えを聴いていくことが大切になります。つまり、「死にたい」の理由や背景が大切なのです。

 

 そこを理解しようとすると、「どうして死にたいの?」などということを聴いてみたいように感じることが多いと思います。しかし一般に「どうして」という疑問はお勧めできません。理由の1つは、相手を非難しているニュアンスがあるからです。「死にたい」と感じている子どもをさらに追い詰めてしまうリスクが生じてしまいます。また、「どうして」という質問は、難しい質問で非常に答えにくい質問です。そのため、相手が答えられず、やりとりが行き詰まってしまう可能性があります。こういった理由から「どうして死にたいの?」という投げかけはお勧めできません。

 

 そこで、例えばこんなふうな質問をお勧めします。例えば「どんな時にとくに「死にたい気持ち」が強くなってくるの?」という質問です。死にたい気持ちが強くなる時のことを話してもらうことを通して、死にたい気持ちが生じてしまう理由や背景を少しずつ理解していくことができます。さらに、その話の中でチャンスがあれば、「そんなときにどんなふうに自分を支えてきたの?」「そんな時をどうやって乗り切ってきたの?」などと聴いてみることも一つです。これは、コーピングクエスチョンと呼ばれる聴き方ですが、自分が頑張って自分を支えてきたことに子ども自身が気づくきっかけになることが多いように思います。子どもは子どもなりに頑張っているのですが、なかなか自分の力ではそれには気づきにくいものなので、こんなふうに聴いてみることも大切なことだと思います。

 

 

LINEでいじめ相談

ネットニュースを見ていると、「「LINE」でいじめ相談に応じるサービスが開始 - 滋賀県大津市で」(http://news.mynavi.jp/news/2017/08/07/163/)とのニュースを見かけました。

こういう取り組みはやってみると良いと思います。やってみながら改善して、子どもたちが相談しやすい環境を作っていくことが大切ですね。試験的な取り組みでモデル校数校が対象のようですが、広がっていくと良いですね。

 

モデル校の生徒へは、相談用LINEアカウントを友だち登録するために必要な「QRコード」が入ったチラシなどを配布。」とのことです。お店とかがよく、友だち登録したらスタンプ無料などというキャンペーンやっていますが、可愛いラインスタンプがもらえると、登録が進むと思うんですが、いかがでしょう。

 

ところで、LINEなんかは、相談窓口だけじゃなくて、企業としてもっといじめ防止に取り組んでほしいと思います。例えば、AIの活用です。LINEのグループチャットには、AIがかかわるようにして、いじめと思われるような書き込みが生じたときには、AIらしい、ちょっととぼけたツッコミなどをして、場を和ませつつ、チャットのメンバーにやりすぎかなと自分で気づくチャンスを与えるような、機能を付けたら良いと思います。

 

自然言語をAIとして認識してコミュニケーションを取るというのは、今一番ホットな研究テーマのようです。研究者も、LINEと協力して、いじめを予防するグループチャットAIの開発とか、科研費ももらえそうですが、いかがですか?

 

 

 

 

 

ティーンズバリバラが面白かった

NHKのEテレで5月28日(日)夜7:00から、「ティーンズバリバラ ~発達障害の悩み~」が放送されていました。

 

スタジオに、発達障害のある中高生8人が集まって、色々とお話をしてくれていました。ひとり一人、個性があって、それぞれの人に「魅力的だなぁ~」と感じました。でも、多分、彼ら彼女たちは、今はかなり色々と苦労したり辛い思いをしたりしているのだろうなぁと、想像しました。そういった苦労などは、本当は、決してマイナスにはならず、プラスになっていくのだと思います。でも、中学生や高校生の頃には、なかなか先の見通しが持てないので、余計に苦労したり苦しい思いをしたりしているかもしれません。身近な人が、彼ら彼女たちを理解してくれて、そっと支えてくれたらどんなにか良いだろうと思います。

 

そういうなかで、笹森理絵さんが良い役割を果たしていました。笹森さんは、発達障害の当事者でNHKのハートネットにも度々登場していた方です。番組では「発達障害の先輩」として紹介されていました。笹森さんのコメントが暖かくて素敵でした。

再放送が6月2日(金)0:00(木曜深夜)にあるようです。ぜひ、見て下さい。

 

番組のホームページはこちらから

 

 

瞬間最高1位

今年の1月10日にほんの森出版から発行させていただいた「一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング―すべての教師とスクールカウンセラーのためにー」が、アマゾンのカウンセリング(学校教育)カテゴリーでなんと、1位になっていました(4月24日午前中)。その記念に画面をキャプチャしました。色んな人が本を購入してくれているんだなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。レビューにもすごく良いレビューを書いていただいていて感激しています。

 

 

一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング―すべての教師とスクールカウンセラーのためにー
一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング―すべての教師とスクールカウンセラーのためにー
一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング―すべての教師とスクールカウンセラーのために
一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング―すべての教師とスクールカウンセラーのために

日立市教育研究所報に取り上げていただきました。

「りさーち」第275号(日立市教育研究所報)

11月19日(土)に、日立市教育研究所の研修会で「学校の欠席が多い子どもをサポートして成長を促す関わり方」というテーマでお話をさせていただきました。その時のことが、「りさーち」日立市教育研究所報 275 号に紹介されました。

 その一部を紹介します。

「不登校支援をどう考えるか、子どもの成長を促す関わり方のコツについて 講話をいただきました。 講話後、参加希望者によるミーティングを行いました。不登校問題に直面している参加者からは、現在の悩みやこれまでの対応、今後の支援の在り方などについて、次々と質問が出されました。半田先生は、現在の子どもや支援者の良い行動を確認しながら、これからの支援の方向性について具体的に助言 してくださいました。先の見えない不安や焦りを抱えている参加者にとって、目の前にいる子どもの対 応や支援の方法を考える貴重な時間となりました。」

 

 

http://www.city.hitachi.lg.jp/kyouiku/001/004/p010682_d/fil/275.pdf

 

 

 

解決志向アプローチ入門講座(龍ヶ崎市)

 平成28年12月2日(金)に龍ヶ崎市で研修会を担当しました。「平成28年度市民カウンセリング上級講座・龍の子さわやか相談員研修会合同研修会」として、龍ヶ崎市教育センターで開催されました。

 平成26年度から毎年、この時期に、研修講座を担当させていただいてきました。今回は、「解決志向アプローチ入門講座」として、解決志向アプローチの基本をお伝えしました。

 

 解決志向アプローチは問題や原因にこだわらず、良い方向(解決)へ進んでいくことについて焦点をあてているカウンセリングのアプローチ(方法論)です。ブリーフセラピー(短期療法)の一種で、「ミラクルクエスチョン」や「スケーリングクエスチョン」など、特徴的な質問方法を活用します。そして、クライエント自身が既に持っていた、より良い方向(解決)を明らかにして、クライエントとカウンセラーがそれを共有していくことを大切にします。 

 学校現場や子育ての現場では非常に役立つアプローチだと思います。特に、子どもにかかわる人には少しでも学んでいただけたら良いなぁと思っています。子どもの役人立つだけではなくて、支援が楽しく楽になるからです。

 私自身、これからも、解決志向アプローチをもっと磨いていきたいと思っております。

学校心理学ハンドブック 第2版 チーム学校の充実を目指して

学校心理学ハンドブック 第2版 チーム学校の充実を目指して 教育出版
学校心理学ハンドブック 第2版 チーム学校の充実を目指して

日本学校心理学会(編)の「学校心理学ハンドブック」の第2版教育出版社から出版されました。大幅改訂されています。私も少し書かせていただきました。

 

第1版と第2版を重ねて置いてみました。

 

学校心理士の皆さんや学校心理士を目指す人には必携の本です。

 

本体は2000円です。リーズナブルな価格設定ですね。

 

スクールカウンセラーを育てるには

 以前から思っていたのですが、どうしても、気になるので書いてみました。

 

 スクールカウンセラーが常勤化されるという見通しのようです。現実化するのは、数年以上先だと思われますが、スクールカウンセラーが今よりも必要となり、人材が足りないのではないかということがあるようです。それに伴って、スクールカウンセラーの質を確保するということも大切だと言われています。

「病院での臨床経験など学校以外での経験がない人がスクールカウンセラーになることが果たして良いのか」ということを主張する人もいます。

 

 私は、スクールカウンセラーを人数も質も確保しなくてはいけないということには賛成なのです。でも、スクールカウンセラーになるには、病院での臨床経験が必要という意見には、全く賛成できません。

スクールカウンセラー制度が始まって20年を超えましたが、20年前から同じようなことを言う人はいました。病院などで経験豊富な人がスクールカウンセラーになってくれたら、やはり良いことだと思われます。

でも、よく考えてみるとこの考え方はおかしいところがあります。

 

 別の例を使って考えてみます。例えば、「学校の先生になるには、塾講師の経験がないとダメだね」という意見はどうでしょうか? この意見を塾講師の人が言うのであれば、塾講師という仕事を学校の先生よりも高く評価していると考えれば、全体的に理解できます。しかし、この意見を学校の先生が言った場合はどうでしょうか? この言葉には塾講師の方を自分の仕事よりも高く評価しているという意味が含まれているので、こんなこという学校の先生は自分の仕事をどう評価しているのか、自分の仕事に誇りを持っているのか、疑問を感じてしまいます。

 しかし、スクールカウンセラーについては、病院での臨床経験がないとスクールカウンセラーはできないというような意見が、意外と通用しているようです。

 

 ところで、大学の学生相談の概念ですが、「療学援助」という言葉があります。精神科などの医療機関で治療を受けながら大学での学業の継続や大学への復帰を目指す学生を学生相談がサポートするという援助活動です。精神疾患を治療するのではなく、精神科的な病気を抱えながらも、大学での学業や生活をきちんとやっていけるように学生相談室がカウンセリングなどの活動を通してサポートするのです。病院でのカウンセリングとはまた違った機能や役割が求められるのです。

 

 学校でのスクールカウンセラーが常勤化されると、子どもとのカウンセリング面接以外の活動も非常に多くなると思われます。療学援助と全く同じで、様々な困難を抱えた子どもが学校で上手くやっていけるような支援を適切に行うことが必要になるのです。だから、スクールカウンセラーの活動の中で病院での経験が役に立つ部分は、本当に小さい部分でしかないというふうに予想されます。病院での経験がないとスクールカウンセラーはできないというような意見には論理的・現実的な整合性がありません。

 

 現場で必要なことは現場で学ぶことができるはずです。それをどういう仕組みで実現するのかが大切だと思います。

 

 

バケモノの子を見ました。

バケモノの子をテレビで放送していたので、遅ればせながら見てみました。私的には、色々と考えることができて、すごく良かったです。

 

「バケモノの子」という作品のテーマは、「学び」なんだと私は思いました。作品は、私が「学び」について何となく気づいていたことをはっきりさせてくれました。そして、私を「学び」へと誘ってくれました。

 

「学び」には、「何を学ぶか」は重要ではなく、「誰と学ぶのか」の方が重要なんだと、自分の中でははっきりと気づきました。人間は、全ての瞬間に学んでいます。だから、学ぼうと意識していないことも、自然と学んでしまいます。しかも、人から学ぶようにもともと作られています(多分)。あくびが伝染するように、身近な人のあり方が自然に自分の身体に移ってくるものです。それが、本質的な学びだと思います。

だからこそ、この人から学びたいという人を見つけたら、その人のあり方が自然と自分に移ってくるように、その人に近づき、時間をともにし、ぶつかっていけば良いのです。おそらく学びは自然に生じてしまいます。

 

そして、「学び」は、連鎖しています。教える側と学ぶ側が無限につながって「学び」が生じています。そのつながりに身を投じていくことが「学び」なのです。教える側と学ぶ側を分けることはできません。教える側が、最も学んでいます。教える側は学ぶ側なのです。だからこそ、学ぶ側は教える側なのです。

 

繰り返しですが、何を学ぶかは重要ではなく、全ては自然と学ばれてしまうのです。だから、誰と学ぶのか、ということのほうが、大切だったのです。改めて、はっきりとそう気づきました。自分を信じて、自分の大切な人と時間を共にしていくことが、多分、私に沢山のことを学ばせてくれるのだと、思います。学びの無限のつながりに身を投じていけば、自然に必要なことが学ばれるに違いありません。これからも、安心して学んでいけそうな気がします。

 

「バケモノの子」は、「学びの入り口は沢山あるんだよ」と優しく語りかけているようでした。学ぶことで人生が開かれていくんだと、優しく教えてくれているようにも感じました。本を読むことも、高認を受けることも、修行をすることも、大学へ行くことも、受験勉強をすることも、全てが学びなんだと、思いました。

 

栞とは、山道を歩くときに、枝を折って自分が通った道に目印をつけて迷わないようにするという「枝折り」(しおり)が語源のようです。本の中の目印が、広く深い学びのプロセスの中で、自分自身を見失わないようにする目印として描かれていたのが印象的でした。一人で学ばざるを得ない者は道に迷ってしまいがちです。誰かと学ぶことができるようになると、栞はいらなくなるのかもしれません。栞が受け渡されていったこともまた、学びの無限のつながりに身が投じられたことのひとつの証なのだと感じました。

 

 

学校心理士の試験ですね

明後日の8月7日(日)は、学校心理士の試験があります。類型によって試験は違いますが、多肢選択問題と論述式問題の2種類の試験があります。学校の先生方が資格取得を目指す場合には、類型2-1ですので、多肢選択問題と論述式問題の両方が課せられています。きっとラストスパートで、試験勉強に取り組んでいる先生方も多いかと思います。

暑い中大変ですが、応援しております。

子どもが育つには沢山の人が関わることが自然かも

 厚生労働省が8月4日に公表したまとめによると、2015年度に全国の児童相談所が対応した虐待件数(速報値)は前年度比16・1%増の10万3260件で、初めて10万件を突破した、

ということだそうです。

 

 子どもの虐待は、本当に悲しい問題ですし、少しでも減少する方向へ進んでほしいと願っています。子どもは、本来、多くの大人の手によって育てられるものですね。

 60歳を過ぎたある男性が言っていましたが、「自分の子どもの面倒は全然見なかったし、おむつも替えなかったけど、その子どもが里帰り出産で、生まれたばかりの孫の面倒を見てる」ということです。おむつを替えたり、ミルクを作ったり、色々とお爺ちゃんとして活躍しているようです。昔は、自分以外に大人が沢山居て、父親である自分は、子どもの世話をする出番がなかった、というような主旨のことを話していました。小さい子はある意味、大人が奪い合うように世話をしたそうです。

こんなお話を聞いて思い出したのですが、学校心理学の石隈利紀先生がよく言われることですが、アフリカには「子どもが一人育つには、一つの村が必要だ」ということわざがあるようです。子どもが育つためには、沢山の大人が、関わっていく必要があるし、それが自然なことだと思います。子どもの虐待が、増え続けているということですが、子育てをしている若い父親や母親を責めるのではなく、色んな人が、子どもを支え、親を支えていく必要があると思います。

 

 

児童心理5月号(金子書房)に文章を書きました。

金子書房の「児童心理5月号」に、「いやと言えず、人の言いなりになってしまう子」という文章を書きました。

 

スクールカウンセラーとして日常場面で子どもとやりとりしている感じが出せたと思います。

 

http://www.kanekoshobo.co.jp/book/b222616.html

 

 

児童心理5月号(金子書房)友だち関係につまずく子

ラヂオつくばの「Wh@t's Tsukuba!」に出演しました。

ラヂオつくばの「Wh@t's Tsukuba!」に出演しました。3月18日(金)の11時30分から約15分間でした。

パーソナリティの江田麻裕子さんと楽しくお話ができました。

「傾聴」についてお話をしたり、「茨城いのちの電話」の相談員募集について告知をしたりしました。

傾聴は「共にながめる関係」で一緒に映画を見ているような物だというお話をさせていただきました。

パーソナリティの江田さんからは、「分かりやすいたとえですね」との感想をいただいて、すごくうれしかったです。

 

実は、私は、茨城いのちの電話では、(相談員としてではなく)研修を15年以上の間、担当してきました。

茨城いのちの電話の研修を通して本当に多くのことを学ばせていただきました。茨城いのちの電話に、そのご恩をお返ししたいという思いがあります。もちろん、いのちの電話は社会的に大きな役割を果たしていると思いますので、そういう面からも、少しでもお役に立ちたいと思っています。そういった思いがあっての、ラヂオつくばへの出演です。

ツイッターで時々つぶやいています