過去に辛い体験があると、その記憶が現在に影響して生活面の大変さや感情面の辛さが生じてしまうことがあります。このような場合、辛い体験の記憶やその記憶による辛さや苦しさはトラウマと呼ばれます。
これはどんな人にでも生じうることですが、現代ではそこから回復していく道筋がある程度明らかになっています。回復のために役立つ1つのカウンセリングの方法として、EMDRが広く知られていて世界中で活用されています。リソースポートの代表カウンセラーの半田は定められたトレーニングを修了しており、カウンセリングの中でEMDRを活用することができます。
また、EMDRから生まれたフラッシュテクニックというアプローチは、EMDRと比較して負担が少ない方法です。代表カウンセラーの半田はベーシックトレーニングを受講しており、カウンセリングの中でフラッシュテクニックを活用することができます。
トラウマによって生じている苦しい気持ちや生活面の大変さに悩まされている方は、ぜひ、リソースポートのトラウマケアのカウンセリングをご利用ください。
過去のつらい体験の記憶(トラウマ)が、現在の生活の大変さや苦しい気持ちにつながっていると感じている18歳以上(成人)の方
※トラウマとなる可能性がある体験とは、以下のようなことが挙げられます。
交通事故の被害、犯罪の被害、パワハラやセクハラの被害、学生時代のいじめの被害、
思いもかけない死別、など。
※うつや不安などの症状があって精神科や心療内科を利用されている方は、まずは主治医にカウンセリングの利用が効果的かどうかご確認ください。
リソースポートでは、まずはフラシュテクニックを活用することをお勧めしております。
①今感じている悩みや直面している問題について伺います。(1~2回)
②感情やその対処方法について話し合い、感情への対処力を高めます。(2~4回)
③フラッシュテクニックを活用してトラウマ記憶の処理を行います。(3~5回)
④必要に応じてEMDRを活用してトラウマ記憶の処理を重ねます。(1~3回)
⑤必要に応じて今後予想される状況に対応したEMDRを行います。(1~2回)
※回数はおおよその目安です。
※EMDRを活用したカウンセリング(④や⑤の段階)は、状況を見て必要があれば行います。
この段階では面接の間隔は2週間以内で行います。
※6回(最大16回)で、カウンセリング(1クール)はいったん終了とします。
カウンセリングから少し離れ、日常生活の中で心の辛さがどう変化しているかを確認してもらうことも大切です。
※さらにトラウマケアが必要と判断される場合は、第2クールを実施します。
その場合、トラウマケア以外のカウンセリング(認知行動療法など)をご提案する場合があります。
※お子様の場合は、保護者面接を随時行います。
お子様がご利用になる前に1~2回の保護者面接を行います。そのうえで、③段階の途中などでも保護者面接を行います。お子様の状態について保護者の立場からの情報を得ることはカウンセリングが適切に進んでいるか判断するために極めて重要です。