2名のカウンセラーがお聴きします

代表カウンセラー

半田一郎(はんだいちろう)

 

1969年(昭和44年)高知県生まれ。

土佐高等学校を卒業後、筑波大学に入学。

筑波大学修士課程教育研究科を修了。

 

資格

 公認心理師

 学校心理士スーパーバイザー

 (学校心理士認定運営機構
 臨床心理士

 (日本臨床心理士資格認定協会
 所属団体

 日本臨床心理士会

 茨城県公認心理師協会


 カウンセラーとして、相談に来てくださった皆様のお話を聴かせていただいているなかで、本当にいろいろと考えさせられます。特に思うことは、保護者の皆様は、お子様を大切に思って育てておられるにもかかわらず、子ども達は、色々な困難に直面してしまっているのです。そういったお話を聴いていると、わざわざ相談に来てくださっている保護者の皆様の子どもたちへの愛情の深さをいつも感じております。保護者の皆様のお話を聴かせてもらうことは、私たちにもエネルギーをいただいているような感覚があります。それだけに、現代社会の子育ての難しさを痛感しております。

 ところで、となりのトトロの世界では、母親が病気で病気で入院していても、父親が仕事で忙しくて抜けていても、子ども達は元気で明るく育っていきます。となりのトトロの世界では、子ども達は家族以外の人や存在から自然にサポートされていて、そのサポートの中で子ども達は育っていけるのです。現代社会は、となりのトトロの世界よりも便利になりましたが、その代わりに、色々なリスクや困難も大きくなってしまったのだと感じます。

 現代社会では、保護者様が子どもたちをサポートする時に、保護者様の愛情や子どもを思う気持ちだけではなく、知恵や工夫が必要とされているのだと思います。保護者の皆様をリソースポートがサポートさせていただくことで、子どもたちがよりよく育つだけではなく、将来にわたる親子の良い関係の基礎をつくっていくことをサポートさせていただくことになると思っています。

 

役職など

・日本学校心理学会常任理事(1999年~2021年)

・茨城県臨床心理士会理事(2009年~2011年)

・茨城県臨床心理士会理事(2014年~2017年)

・茨城県臨床心理士会副会長(2018年~2019年)

・茨城県公認心理師協会副会長(2019年~2020年)

 

代表カウンセラー

半田一郎(はんだいちろう)

 

【経歴】

・日本でスクールカウンセラーが始まった1995年からスクールカウンセラーとして2022年現在まで28年間活動。

・2022年までに、茨城県内の小学校36校、中学校24校、高等学校2校でカウンセリング活動(茨城県守谷市つくばみらい市取手市常総市坂東市など)を行ってきました。

・2018年1月に、子育てカウンセリング・リソースポートを開設し代表カウンセラーとして子どもや保護者のカウンセリングにあたる。

 

【主な著書】

一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング:すべての教師とスクールカウンセラーのために」2017年1月 ほんの森出版

 

一瞬で良い変化を起こす カウンセリングの “小さな工夫" ベスト50 すべての教師とスクールカウンセラーのために」2019年7月) ほんの森出版

 

スクールカウンセラーと教師のための「チーム学校」入門」 2020年4月 日本評論社

 

子どものSOSの聴き方・受け止め方」 2023年4月 金子書房

 

 

 

 

スタッフ

半田光代(はんだみつよ)

 

筑波大学人間学類を卒業。

筑波大学修士課程教育研究科を修了。

 

【経歴】

 約25年間、茨城県内の児童相談所で児童心理司として勤務。その後、リソースポートでの支援活動に加えて、民間機関や公的機関において乳児から成人まで幅広く支援活動を行っている。

 

【資格】

 公認心理師

 臨床心理士

 (日本臨床心理士資格認定協会

 EMDR(part2修了)

【 所属団体】

 日本臨床心理士会

 茨城県公認心理師協会


私たちの思い

 私たちは、子育てと共働きの生活を続けてまいりました。特に子どもが幼い頃は、ご近所の方々やファミリーサポーターの方、保育所や学校の先生方に職場の方…など、まわりの方々のご理解とご協力なしには、綱渡りのような毎日を続けることはできませんでした。安心してSOSを出せる存在があることで、何とか乗り切れたと思うことが何度もありました。子育てには、ある意味終わりはないように思いますが、改めてこれまでの日々を振り返ると、私たち家族を支えてくださった皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

 子育てが思うようにいかない時、親はどうしても原因を自分にむけてしまいがちです。困った…苦しい…つらい…などのSOSサインを、周囲の人に出しにくいのは自然なことです。子どもには、ありのままの自分が安心して出せる環境の中で、自分にしかない良さや豊かさが阻まれることなく育ってもらいたい…と誰もが強く願います。そのためには、子どもの育ちを支える大人が孤立せず、安心して手をつなぎ合えるネットワークの中にいることが大切だと考えます。

 

 これからは私たちも、お子さまが笑顔の和の中で育つお手伝いをさせていただきたいと思います。お子さまの育ちを支える安心のネットワークの中に、ぜひ私たちも参加させてください。どんなことでも結構です。どうぞお気軽にお声かけください。