コロナウイルス感染拡大を防止のため、人との接触を避けることやソーシャルディスタンスを保つことが求められている状況です。自宅での自粛生活が長くなってしまい、ストレスも大きいことと思います。
そんな中でも、できる範囲で人と関わりを保つことがメンタルヘルスのために大切だと言われています。
メールしたりLINEでチャットしたりして、気軽に関わることも良いことだと思います。電話やライン通話も、声が聞けて、気持ちが通じ合いやすいですね。
そういった日頃から慣れ親しんでいる方法だけではなく、お手紙を書くことも良い方法だと思います。
はがきコラージュとは
好きな写真やイラストを切り抜いて、自分の好きなように台詞に貼り付けて、新しい自分の作品を作成するという、アートの技法です。
はがきを台詞にして、コラージュを作成するのが「はがきコラージュ」です。はがきとして実際に郵便に出すことができます。
はがきコラージュ作品例
作成:半田一郎(子育てカウンセリング・リソースポート)
2018年8月に作ったものです。切り抜きが6枚貼ってあります。
自粛生活だからこそ「はがきコラージュ」がおすすめ
はがきコラージュの一番の良い点は、実際に郵便で送ることができるということです。相手のことを頭の片隅に置きながら、コラージュを作成します。受け取った相手の方も、はがきをもらうこと自体、嬉しいものです。それだけではなく、コラージュになっているので、単なるお手紙よりも喜んでくれるかもしれません。
はがきコラージュ作成方法
用意するもの
郵便はがき、はさみ、のり、切り抜くための雑誌やパンフレット2~3冊
まず最初に、はがきを出す相手を少し思い浮かべてください。その人のイメージでも良いし、一緒に何かを体験したエピソードでも良いし、その人の好きな物でも良いです。
思い浮かべたら、そのことは少し忘れて、用意した雑誌やパンフレットをなんとなくパラパラとめくって、好きな写真・イラストや目にとまる写真・イラストを探します。見つけたら、それを使うか使わないかは決めずにとりあえず切り抜きます。あまり考えずに、見つけたら切り抜く作業を続けます。
はがきコラージュですので、はがきよりも小さな切り抜きが5~10枚程度集まると良いと思います。
切り抜きが集まったら、それを眺めながら、はがきを出す相手のことをちょっとだけ思い出します。
それから、切り抜きを、はがきに仮置きして並べてみます。重なっても、隙間が空いても問題ありません。はみ出す場合は、後で、はみ出した部分を切り取るようにすればOKです。
切り抜きの配置が決まったら、貼り付けていきます。郵送の途中ではがれないように、しっかりと丁寧に貼り付けます。
ポストに投函
はがきコラージュの作品が完成したら、表面の上半分に相手の住所、下半分にお手紙の文面を書きます。
それを、ポストに投函すれば、OKです。
郵便局のサイトを確認しました。
「紙、シール、写真等の薄い紙又はこれに類するものを容易にはがれないよう全面を密着させたものであれば、送ることができます。」ということです。
https://www.post.japanpost.jp/question/44.html