マインドフルイーティング
マインドフルネスは、ただ観るだけなのですが、意外とそれが難しいものです。実践しやすい方法を少しずつ試しながら、生活の中に取り入れてみることをお勧めします。今回は、「マインドフルイーティング」(食べるマインドフルネス)を紹介します。
一口で食べられる、好きな食べ物を準備します。チョコレートひとかけらでもOKですし、コーヒーなどの好きな飲み物でもでもOKです。
まず、自分の状態に気持ちを向けます。口の中に唾液が出てくるのを感じるかもしれません。空腹や腸が動いているのを感じるかもしれません。自分の体に生じていることに自然に気づいてください。
次に生まれて初めてその食べ物を見るような気持で、食べ物を観察してみてください。知っていることをあてはめるのではなく、今、見えているものそのものを丁寧に観察してください。そして、それに伴い生じてくる心の動きも観察してください。
次は食べ物の香りを感じてみます。鼻腔内に香りが広がることを感じてください。さらに、自分自身の身体にも変化が生じるかもしれません。それにも気づいてください。
そして、口の中に含み、少しの時間噛まずにその食べ物の感触を感じ取ります。次に、ゆっくりと噛んでみます。噛んだときの感覚、口の中に広がってくる味、そしてそれらが変化していく感覚をじっくりと感じながらゆっくりと味わいます。
最後に、ゆっくりと飲み込みます。喉や食道を通っていく感覚に気持ちを向けて、その感覚に気づいてください。
まずは、一度やってみてください。成功も失敗もありません。その時に生じたことをそのまま感じ取ることが、その時その時の自分のマインドフルネスです。
まずは、マインドフルイーティングを食事の最初の一口だけ実践してみることをお勧めします。もし、思い出したら、食事のたびに最初の一口だけでもマインドフルに食べてみることをお勧めします。
ジャーナリング
ジャーナリングは「書く瞑想」とも言われます。
瞑想(メディテーション)というものは、多くの人にとってなじみがないかもしれません。でも、このジャーナリングという方法は、誰にでも実践しやすく、心の変化も実感しやすい方法です。ぜひ、生活に取り入れていただきたいと思います。
紙と鉛筆やペンなどの筆記用具を用意します。あまり道具にこだわる必要はありません。個人的には、BかHBの鉛筆でA4コピー用紙を半分にしたものがお勧めです。
始めての時には、スマホなどでタイマーを設定して5分間だけやってみるのが良いと思います。
用意した紙に向かって、頭の中に出てきたことを、そのまま書き留めます。頭の中に「明日」と出てきたら、「明日」と書きます。「ヘロヘロ」と出てきたら「ヘロヘロ」、「あーあ」と出てきたら「あーあ」、「お腹すいた」と出てきたら「お腹すいた」と書きます。
紙のどこに書いてもOKです。きれいに書かなくても、読めないような字でも、字が間違ってもOKです。後でまとめたり、分析したりしません。ただ書くだけです。出てきたものをただ書いて、また何か出てきたらただ書いて・・・、その繰り返しです。
ある程度時間がたったら、または紙に書くところがなくなってきたら、終わりにします。
書き終わった紙は、眺めてもOKですし、取っておいてもOKですが、そのまますぐに捨ててしまってもOKです。
ちょっとした瞬間にマインドフルネスを
生活の中で、ちょっとした瞬間にマインドフルネスを実践することもおすすめです。
例えば、ウォーキングの時も、マインドフルネスを実践する良い機会です。歩く感覚や、見えて来るもの聞こえてくる音に気持ちを向けながら、ウォーキングを楽しむことも素晴らしいマインドフルネスです。
また、一瞬立ち止まって、周りから聞こえてくる音に耳を澄まし、それと一緒に生じている自分の感覚や心の動きに目を向けることもマインドフルネスの良い方法です。
もちろん、スポーツを楽しむときも自然とマインドフルネスになっています。皿洗いや掃除機をかけることもマインドフルネスになっているかもしれません。
様々な瞬間にマインドフルネスを意識して実践してみることをお勧めします。
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