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金子書房『児童心理』さんありがとう

金子書房『児童心理』

  金子書房の月刊誌「児童心理」が休刊するとのことです。かなりの驚きです。

以下に、金子書房のホームページからのお知らせを転載しておきます。

 

雑誌『児童心理』休刊のお知らせ- 株式会社 金子書房

 

雑誌『児童心理』 休刊のお知らせ

平素より『児童心理』をご愛読いただき誠にありがとうございます。

 

さて、1947年創刊の『児童心理』は、 “子どもの心を育む教師と親のために” をコンセプトに、多くの皆様にご支援を頂戴してまいりました。

 

しかしながら、情報収集・伝達の多様化等、市場環境の変化も重なり、誠に勝手ながら2019年3月号(2019年2月12日発売,73巻3号)をもちまして休刊することとなりました。

 

永年のご愛顧に厚く御礼申し上げますとともに、突然の休刊案内にて大変恐縮ではございますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

 雑誌が苦戦しているというのは、よく聞いていましたが、「児童心理」が休刊してしまうというのは、なかなか心の中の落ち着きどころがありません。

 

 大学で学んでいたころから、色々と読ませてもらって、学ばせてもらいました。特集のテーマ設定がなかなか素晴らしい上に、色々な専門家が寄稿されているので、ひとつのテーマについて色々な角度から学んでいくことができたように思います。

 

  また、仕事をし始めてからは、何度も原稿依頼をいただき、文章を書かせていただきました。改めて数えてみると、10本の文章を書かせていただいきました。

 

 読み手として、書き手として『児童心理』を通して成長させていただいたのだと、改めて感謝の気持ちです。

 

『児童心理』に書かせていただいた文章

2018

いじめを行った子どもにスクールカウンセラーはどうかかわるか? (特集 いじめ再考)

児童心理 72(6), 588-592, 2018-05 金子書房

 

2017

つい話しすぎてしまう先生が気をつけたいこと (特集 聞き上手な先生) -- (子どもが「話して良かった」と思う聞き方とは)

児童心理 71(14), 26-31, 2017-10, 金子書房

 

2016

いやと言えず、人の言いなりになってしまう子 (特集 友だち関係につまずく子) -- (こんな子を教師はどう援助するか)

児童心理 70(8), 602-606, 2016-05, 金子書房

 

2015

仲間からトラブルメーカーと思われている子どもの心理 : 悪意はないのにいつも浮いてしまう自分 (特集 子どものいざこざ) -- (いざこざの渦中にいる子の心理)

児童心理 69(1), 52-57, 2015-01, 金子書房

 

2012

すぐに友だちを叩きます (特集 小学一年生・二年生のこころと世界) -- (こころと体のトラブル教育相談)

児童心理 66(6), 105-108, 2012-04, 金子書房

 

2011

不登校の子どもへの支援 (学校におけるチーム援助の進め方) -- (事例に学ぶ チーム援助を活かした対応)

児童心理 65(3), 112-116, 2011-02, 金子書房

 

 

2010

すぐ「ムリ」と言う子へのサポート (特集 「自己肯定感」を高める) -- (自己肯定感が低くなっている子への教師の援助)

児童心理 64(4), 353-357, 2010-03, 金子書房

 

2008

B中学校の場合 (特集 スクールカウンセラー--小・中学校での役割と実践) -- (スクールカウンセラーのある一日)

児童心理 62(6), 56-58, 2008-04, 金子書房

 

2007

叱られ上手な子を育てる (特集 失敗例から学ぶ ほめ方・叱り方)

児童心理 61(4), 334-338, 2007-03, 金子書房

 

1997

あきっぽい子 (特集 やり抜く力を育てる) -- (やり抜けない子をどう援助するか)

 

児童心理 51(10), 925-928, 1997-07, 金子書房

 

 

 あらためて、感謝申し上げます。

 金子書房『児童心理』さんありがとうございました。