★こんなときに、どうかかわったらよいでしょうか?
・廊下で暴言を投げつけられたとき
・人のことを言いつけてばかりの子ども
・毎日のように頭が痛いと言ってくる子ども
・リストカットの告白があったとき
21の場面で10秒、30秒、3分のカウンセリング的対応を具体的に解説しています。
〈おもな内容〉
第1章 日常の学校場面で
1-1 先生に言いつけにくる子どもへの支援
1-2 担任の指示にまったく従わない子どもへの支援
1-3 相談への動機づけの低い子どもとの面談
1-4 他の先生の悪口への対応
1-5 スクールカウンセラーに相談に行かせる場合の対応
1-6 教師への暴言への対応
1-7 廊下でのいじめの疑いへの対応
1-8 相談室から生徒を教室へ戻らせる対応
第2章 不登校・いじめへの支援
2-1 家族のサポートが乏しい不登校の子どもへの支援
2-2 いじめ被害の訴えへの支援
2-3 長期化した不登校への支援
2-4 登校刺激をする場合の対応
第3章 心に課題を抱える子どもへの支援
3-1 自殺のほのめかしがあったときの支援
3-2 被害妄想的な訴えへの支援
3-3 自分の非を認めようとしない子どもへの支援
3-4 不定愁訴への対応
3-5 リストカットへの支援
3-6 現実感の低い話をしてくる子どもへの支援
第4章 保護者との連携場面で
4-1 保護者からのクレームへの対応
4-2 保護者との関係づくりからの支援
4-3 保護者に知らせなくてはならない場合の対応
第5章 10秒・30秒・3分カウンセリングを支える考え方や理論
5-1 すべてのかかわり方に共通している考え方
1 学校生活全体を通して子どもを支援する
2 子どもが問題状況に自分で対処していくことを支援する
3 共に眺める関係を保つ
4 リソースを活用する
5-2 いくつかの事例に関係している考え方
1 支援者自身が楽に
2 子どもを支援しようとしている自分を正確に表現する
3 「出来事」「認知」「感情」に分けて理解する
4 「認知」と「出来事」を分けてかかわる
5 「感情の社会化」を促す
6 肯定的な働きかけをする
※リンク先のページの下部で、本文を15ページ程度のPDFを読めます。