スクールカウンセラーのケースコンサルテーション(スーパービジョン)

 一般的には、スーパービジョン(SV : Super Vision)と言うことが多いかもしれませんが、リソースポートでは、ケースコンサルテーションという言葉を使っております。

 

 

 本来SV(スーパービジョン)には、監視、監督という意味があります。トレーニング中に指導者から指導を受ける場合や職場の上司から指導を受ける場合には、SVという言葉を使うことが適切な場合が多いと思います。しかし、リソースポートで提供できるサービスは、監視でも監督でもありませんし、指導でもありません。したがって、SVと呼ぶことは適切とは言えません。

 

そこで、事例について一緒に考えるという意味を込めてケースコンサルテーションという言葉を使っております。

 

スクールカウンセラーのためのケースコンサルテーション

スクールカウンセラーこそサポートされることが必要

 

 スクールカウンセラーの皆さんは、学校という多くの人が関わり合う現場で、一人でさまざまなケースに対応していらっしゃることだと思います。困難な局面を自分一人で切り抜けていかなくてはならない場面も多いものです。

 

 そういったことを考えると、スクールカウンセラーにこそ、一人一人のニーズに合わせたサポートが必要だと感じます。リソースポートでは、学校現場で切り抜けていくためのサポートをケースコンサルテーションという形で提供していきます。

 

 多くの人にとって、ケースコンサルテーションという言葉は聞き慣れないかもしれません。一般的には、スーパービジョン(SV : Super Vision)と言うことが多いかもしれません。スーパービジョンでもケースコンサルテーションでも、ケースの支援に関して、具体的に支援のプロセスを検討し、これから先に良い支援を提供するための方法やかかわり方を検討します。

 

 しかし、本来SV(スーパービジョン)には、監視、監督という意味があります。したがって、トレーニング中に指導者から指導を受ける場合や職場の上司から指導を受ける場合には、SVという言葉を使うことが適切な場合が多いでしょう。しかし、リソースポートで提供できるサービスは、監視でも監督でもありませんし、指導でもありません。したがって、SVと呼ぶことは適切とは言えません。そこで、事例について一緒に考えるという意味を込めてケースコンサルテーションという言葉を使っております。

 

スクールカウンセラーのためのケースコンサルテーション

 スクールカウンセラーの活動の場である学校は、さまざまな人が関わり合う複雑な現場です。また、心理療法やカウンセリングのために設けられた場でもありません。そういった場面で、カウンセラーや心理士として活動していくことは、苦労が多いものです。

 

 しかも、スクールカウンセラーが関わるケースは不登校やいじめのケースだけではなく、犯罪加害や犯罪被害のケース、虐待の疑われるケース、背景に貧困の問題があるケース、死別のケース、自殺の恐れのあるケース、危機介入や緊急支援のケースなど多岐にわたっています。

 

 カウンセリングという枠組みの中での支援ばかりではなく、ちょっとした関わりの中での支援もスクールカウンセラーとして意味のある活動です。また、先生方との連携や情報共有、コンサルテーションも非常に大切な活動です。スクールカウンセラーとして、色々と苦労しながら支援することが多いと思います。

 

 しかし、こういった活動は学校という場ならではの活動ですので、スクールカウンセラーの苦労は学校現場をあまり知らないスーパーバイザーには理解されないことが多いかもしれません。

 

 リソースポートでのケースコンサルテーションでは、面接室という閉ざされた場でのカウンセリングや心理療法についてのケースコンサルテーションだけではなく、学校という場でスクールカウンセラーがよりよく機能し、それを通して子ども達への支援がより良く進んでいくようなケースコンサルテーションを目指します。

 

ケースコンサルテーションではちょっとした困りごとにも対応します

 

 ケースコンサルテーションでは、スクールカウンセラーとして活動する上で、困っている事態について、一緒に考えます。

 

 ケースコンサルテーションで扱うケースは、いわゆるカウンセリングのケースだけではありません。廊下での関わりについて、教職員との関わりについて、授業プログラムについて、勤務の仕方についてなど、様々な困りごとについて、一緒に考えていきます。

 

 一般的にカウンセリングや心理療法のケースについてのスーパービジョンでは、そのケースについてじっくりと時間をかけて検討することが多いかもしれません。しかし、スクールカウンセラーの活動では、ちょっとした困りごとが、たくさんあって、それについて少しずつ検討したいと思う場合も良くあることだと思います。

 

 そのため、リソースポートのケースコンサルテーションでは、1時間の間に複数のケースや困りごとについて話すことも良くあります。

 

 「ちょっとしたことだから、相談するまでもない」などと考える必要はありません。ちょっとした困りごとにたくさん直面してしまうというのが、スクールカウンセラーの活動の1つの特徴ですので、それについて考えることが、スクールカウンセラーに合ったケースコンサルテーションだと思います。

 

 

ケースコンサルテーションの料金

ケースコンサルテーションは、リソースポート代表カウンセラーの半田一郎(公認心理師、臨床心理士、学校心理士スーパーバイザー)が承ります。

 

料金は、1時間8,000円です。

2023年4月1日からは、1年目の方のみ5,000円とします。

※オンラインの場合は、ご予約の後に日程が決まってからクレジットカードや銀行振り込みにてお支払いください。メールでご案内します。

※対面の場合は、その場でお支払いください。

 

ケースコンサルテーションのご予約

 

ケースコンサルテーションは、基本的にZoomを利用したオンラインで行っております。時間は1時間です。

 

ケースコンサルテーションの枠として平日の午後6時30分から1時間を設けております。

一般のカウンセリングと共通の枠は、火・木・土・日の午前9時、午前11時、午後1時30分、午後4時の各日4枠を設けております。

 

以下の【予約システム】からお願いします。予約メニューの一番下に「【オンライン】ケースコンサルテーション」という表示がありますので、それをクリックしてご予約をお願いします。なお、一般の方のカウンセリングと共通の入力フォームですので、適宜、記入内容を工夫してご記入ください。

 

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