田嶌誠一先生の研修会

田嶌誠一「イメージ体験の心理学」と「児童福祉施設における暴力問題の理解と対応」

日本学校心理学会の主催で、九州大学名誉教授の田嶌誠一先生の研修会が開かれます。

 

 田嶌誠一先生は、「壺イメージ療法」という一見、ちょっと変わった心理療法をご自身で開発されて実践しておられました。実は、一見変わった心理療法と書きましたが、中身は心理療法らしい心理療法だと思います。講談社現代新書から「イメージ体験の心理学 (講談社現代新書)」田嶌誠一「イメージ体験の心理学」と「児童福祉施設における暴力問題の理解と対応」 という分かりやすい解説本がでておりますので、お勧めします。

 

その後、児童養護施設での施設内の暴力に関して安全委員会方式というシステム作りを推奨されています。安全委員会方式については、「児童福祉施設における暴力問題の理解と対応―続・現実に介入しつつ心に関わる」田嶌誠一「イメージ体験の心理学」と「児童福祉施設における暴力問題の理解と対応」という本で詳しく解説されています。

 

壺イメージ療法は、ミクロなレベルでの安心安全を確保するというアプローチで、安全委員会方式はマクロなレベルで安心安全を確保するというアプローチだと、捉えられます。ミクロから入ってマクロまで、安心安全を大切にしてこられた、田嶌誠一先生のお話が伺えるチャンスがあるということに、大変楽しみにしております。関東でお話しが聞けるのは、なかなかチャンスも少ないと思いますので、なおのこと、すごく楽しみな気持ちです。

 

学校心理士の人にも、学校心理士の資格取得を目指す人にも、スクールカウンセラーの人にも、学校の先生にも、本当にお勧めします。

予約や申し込みは、不要とのことです。当日に会場に行けば、3000円で参加できます。

 

日本学校心理学会のホームページ(http://schoolpsychology.jp/workshop/index.html)から、情報を転載します。

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「現実に介入しつつ心に関わる―多面的体験支援アプローチ」

 

講師:九州大学名誉教授

   田嶌 誠一 先生

日時:平成28年11月3日(木・祝)13:30~16:30(受付12:30~)

場所:筑波大学 東京キャンパス文京校舎 

東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅下車  徒歩3分

参加費:会員…1,000円,非会員…3,000円

学生参加 可 会員…1,000円,非会員…2,000円

 

 「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!――映画『踊る大捜査線』の名シーンである。それをまねて言えば,「問題は面接室の中で起きてるんじゃない!生活の中で起きてるんだ!!」と訴えたい。学校現場のニーズを「汲み取る,引き出す,応える」ためには,心理士が心の内面に関わるという姿勢だけでは極めて不十分で,「現実に介入しつつ心に関わる」という姿勢とそれに基づく多面的アプローチが重要だと私は考えています。

 

※この研修会は学校心理士資格更新の際のポイント(B種)として申請中です。

※学校心理士のポイントを希望される方は、研修会の遅刻・早退は原則認められません。

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