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子どもがカウンセリングに行きたがらない場合

 この記事では、子どもがカウンセリングに行きたがらない場合に、保護者だけでカウンセリングを受けてみることをお勧めしています。「子どもがカウンセラーに相談してくれたらいいのに」と思っても、なかなか子どもは相談したいとは思いません。親としては、ガッカリしたりイライラしたりするのも自然です。まずは親がカウンセリングを受けてみることで、子どもがカウンセリングにつながりやすくなります。その時の大切なことをいくつか解説しました。

カウンセリングも身近になりました

 学校を休みがちになったりとか、学校で落ち着きがないようだとか、学校で友だちとトラブルになっているとか、そういう場合に、お子様をカウンセリングに連れて行きたいと考えることも多いと思います。

 ほとんど全ての小中学校にスクールカウンセラーが勤務していますし、民間のカウンセリングルームも多くなりました。小学校の低学年の子どもたちでも「カウンセリング」という言葉を知っています。カウンセリングもかなり身近になってきたので、子どもが何かの問題に直面しているときに、子どもにカウンセリングを利用させることも現実的な方法だと言えます。

 身近になりましたが、カウンセリングを受けたことのある子どもはまだまだ少ないと思います。だからこそ、子どもをカウンセリングに連れて行くには、「子どもにカウンセリングを勧める方法」でお伝えしたように、子どもへの伝え方や促し方の工夫が必要です。

 

親だけがカウンセラーに会ってみることがお勧めです

 

 しかし、それでも子どもが行きたがらない場合も多いと思います。無理して行かせるよりも、まずは保護者がカウンセリングを利用してみることをお勧めします。無理して連れて行くと、カウンセリングにも前向きになれないことがあります。また、親子関係が悪化して、他の場面で苦労する危険性があります。また、2回目以降に来させることがさらに難しくなる可能性もあります。

 だからこそ、まずは親だけがカウンセラーに会ってみることをお勧めいたします。また、子どもに合うかどうかを保護者の視点で確認してみることもできますので、いきなり子どもを行かせるよりも、安心な面もあります。

 

親がカウンセリングを受けに行くことを子どもに伝えておく

 子どもに相談させたいとお考えの場合には、まずは親だけがカウンセラーに会ってみることを、子どもに伝えておくことが第一歩です。何度も相談した後から「実はカウンセリングを受けていた」というよりは、最初から伝えた方が、伝えやすいと思います。また、子どもに内緒で行くと、親の行動を子どもが不審がる場合もあります。

 その際のお勧めは、カウンセラーに聞いてきて欲しいことがあるかどうかを、子どもに投げかけておく方法です。例えば、「カウンセラーの人に、何か質問してくる?」と子どもに聞いてみます。何か、質問したいことがあるのが理想的な展開です。「じゃあ、○○のことを質問してくるよ」と確認しておきます。そうすると、子どもの心がカウンセラーに少し近づきます。もちろん、カウンセリグからかえってきたら、子どもに、聞いてきたことを報告します。

 しかし、「カウンセラーの人に、何か質問してくる?」と子どもに聞いてみても、ほとんどの場合、子どもからは「特に何にもない」というような答えが返ってきます。子どもの答えはなくても構わないのです。一瞬でも、「何か聞いておくことがあるかな?」と考えてみることが、次にカウンセリングを利用することにつながってきます。また、子どもから、聞いて欲しいことが出なかったときには、「○○のことを聞いてくるよ」と子どもにも伝えておくことも一つですね。

 

カウンセラーに子どもへの伝え方を相談する

 保護者がカウンセラーを利用した場合には、今回のカウンセリング面談のことを子どもにどんなふうに伝えるのかは、カウンセラーに確認してみることもお勧めします。それを参考にして、子どもにカウンセリングのことを伝えていくことは、次に子ども自身が相談に行くことにつながると思います。

 

 また、必ずしも、子どもがカウンセリングを受けることは必要ではありません。保護者が、家庭で子どもとどんなふうに関われば良いかについてカウンセラーと相談していくことで、より良い方向へ動き始めたりすることは多いものです。

 

 いずれにしても、子どもを無理矢理にカウンセリングに連れて行くよりも、まずは、保護者がカウンセリングを利用してみることも良い方法だと思います。

 

 

子育てカウンセリング・リソースポートは茨城県守谷市にあります。

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