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ロールプレイから学ぶ研修会(2022)

2022年8月19日と8月24日に、ロールプレイから学ぶ研修会を開催しました。

オンライン開催で毎回約1時間30分でした。

 

私がスクールカウンセラー役となって、参加者の中から1名を募って、子どもの事で相談に来た保護者役をやっていただきました。

 

ロールプレイを20分程度やった後、参加者を交えて振り返りを行いました。

 

参加者の皆さんの感想

 

研修会は学びにつながりましたか? 5点満点で平均4.9点

研修会の内容は現場で役立ちそうですか? 5点満点で平均4.8点

という結果でした。

 

また自由記述でいただいた感想は以下の通りです。

 

※許可が得られたものを紹介しております。

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話き手として参加しました。話し手と聞き手を観察できた事で、非常に有意義な時間を過ごせました。参加して良かったなと思います。全体的な満足度はとても高いです。ありがとうございました。 また、要望?ですが、時間の都合上厳しいとは思いますが、話し手が二人以上いた方が受講者のニーズを満たせるのではないか?と感じました。とはいえ、今のままでも十分です。

SCの仕事は一人で対応することが多いので、半田先生のカウンセリングを第三者の視点で観察することが、とても貴重な経験になりました。ありがとうございました。

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面談の様子を見たことがなかったため、カウンセラーがどんな風に面談をしているのかを見ることができてよかったです。面談の様子を解説してもらいながら見ることで、カウンセラーはどのように判断しながら取り組んでいるのかもわかり、取り組み方の参考になりました。

今回の研修では、良いお手本を見せていただけて本当に良かったです。面談の練習として、例えば解決志向の語り掛けなどのロールプレイは、やってみたいなと思います。面談途中でアドバイスをいただきながらその方法を体験しながら学ぶなど、解説本の紙面上ではわかりにくいことを体験を通して学べるとよいのではと思います。

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今回はクライアント役をさせて頂きました。実際にクライアントの立場になって演じてみたのですが、カウンセラーの応答は、クライアントの主訴を整理しながらの応答でした。私はスクールカウンセリングの際に『クライアントはカウンセラーが自分の悩みを理解してくれているのか?』について、いつも気になるところでしたので、とても勉強になりました。ワンダウンポジションの姿勢と丁寧な応答(クライアントへの労い)が安心・安全な雰囲気を感じさせてくれていて、自分の話したかった不安要因を安心して語れたなと思いました。

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ロールでクライエント役をさせていただき、ありがとうございました。ていねいに、しつこく、話をすると言うのが、実際場面ではなかなかできてなかったな、と思いました。今回の体験から、相手の反応をよく確認しつつ、諦めずに、問いかけることを、頑張ってやっていきたい、と思いました。最後のところで、今日のやりとりを録音してして子供さんに見せたかった、と言うところがすごく印象的でした。親が子どものことをよく考えている、という部分を、セラピストから肯定されたように感じたからです。貴重な体験をありがとうございました。

とても勉強になりました。今後もこのような研修がありましたら参加したいと思います。

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先生が普段どんなふうにカウンセリングをしていらっしゃるのか、とても興味があって参加させていただきました。ロールプレイを見て学んだことは、以前解決志向アプローチの講座で学んだことをこんな風に実際に使うんだなということです。保護者の困り感をしっかり受け止めて、その中でもよかったことに目を向けてもらうように仕向けるやり取りがすごいなと思いました。また、達成できなくても困らないような小さなしかけを提案することは、すぐにでも真似したいと思いました。