子どもたちが幸せに成長していくためには、非認知能力を育てることが大切だと言われています。非認知能力とは、IQや学力とは異なり、自己肯定感、意欲、自己コントロール、共感力、レジリエンス(困難から立ち直る力)など、生きていくうえで欠かせない力のことです。これらは、学力やスキルの土台となるもので、人と関わりながら、自分らしく成長し、困難を乗り越える力につながります。目には見えにくいけれど、非常に大切な力です。 そして、その非認知能力の入口であり土台となるのが、感情リテラシーです。感情リテラシーとは、自分や他者の感情に気づき、ことばで表現し、理解し、適切に対処する力のことです。 スクールカウンセラーとして日々子どもたちと関わる中で、さまざまな困難に直面している子どもたちにとって、この力を育てることの重要性を強く感じています。いくつかの学校で、感情リテラシーを育む心理教育の授業を行いました。授業では、自分の感情に目を向け、感じたことを表現する体験活動を取り入れました。子どもたちはとても意欲的に参加し、それぞれの形で表現してくれ、私自身も手ごたえを感じています。 今回は保護者の皆様に、授業での体験活動を実際にご体験いただこうと考えております。今回の体験を通して、ご家庭でもお子さんの感情リテラシーを育てるヒントとして役立てていただければ幸いです。 なお、体験活動の内容は、シールを貼って自分に合った図表を完成させるものや、直感的に数値化したものをグラフに表すといった、シンプルで取り組みやすいものです。大人にとっても、楽しみながら学べる機会になると思います。ぜひご参加ください。